樹脂成形中の異物混入の原因究明の一つとしてミクロトームは活用されます。
このサンプル素材には、よく見ると突起が発生しています。これはどの段階で入ったのかミクロトームで切片を作成し、顕微鏡で見てみましょう。



異物混入部分までをトリミングし、厚さ10μmの切片にした顕微鏡写真です。
樹脂の上に塗膜があり、その上に何かしら巻き込んでいる様子が確認できました。
おそらくは、塗膜をコーティングする段階での異物混入と考えられます。
逆に樹脂層には問題が無いこともはっきり確認できます。
ミクロトームは、この様に切片も採取できますが、この逆側の断面側も残っているので両側を検査することができます。
残った断面側をSEMにかければこの突起を成分分析し何であるか確認も可能かもしれません。
品質管理の一つとしてお試しください。